桜子さんすきだなあ
私には向いていない、という妹の桜子さんと何事にもバランスのいい双子の姉の志保さん。著者の中谷さんは大きく脱線しているかなとも思うけど、桜子さんの生き方に対するやさしい眼差しがまたイイなと思う。前半経営者視線センス、後半人生を眺める立ち位置的センスで中谷さんの本としては異色。どちらかというと経営分野の書なのだろうが、ボリュームは軽く双子姉妹それぞれの哲学をふわっと紡いだ本。銀座行きたいな。
サービス業とは、、、?
ご存知「ふたご屋」の成功への軌跡に中谷流のオチが付けられていて、分かりやすくまとまっていると思います。 その内容は、水商売だけではなく、他のビジネスにも応用できるような気がします。
サービス業とは、、。
ご存知「ふたご屋」の成功への軌跡に中谷流のオチが付けられていて、分かりやすくまとまっていると思います。 その内容は、水商売だけではなく、他のビジネスにも応用できるような気がします。
人との出会い、共感
営業マンでも、コンサルタントでも、医師でも、本書に出てくる銀座のクラブのママさんでも、結局は人との出会い、そして共感の体験をたくさんできるかがビジネスの成功の鍵であるという点は共通なんだなと改めて感じました。 本書に付箋をしたページを拾ってみましょう。 ・ナンバーワンでない女の子の気持ちを、理解しよう ・不器用な努力をしよう ・品と教養を身につけよう ・時には鈍感になろう ・サービスとは自分自身だ ・ミスをしたら楽しませよう ・ライバルを持とう 自分の仕事は、コンサルティング営業兼商品企画であると思っていた。しかしいづれにしてもまずはサービス業であることが大切であり、多くの人と出会いと共感があっていい仕事ができるんだと言うことを改めて確認!!させてくれた。
泥沼の状況から抜け出すための大きな勇気をくれる本
初めは、全く性格の違う双子の姉妹が銀座のホステスとして成功していったノウハウ本だと思ってしまう。確かに他業種でも参考になることが随所に見かけられ、それだけでもビジネス書としては良書に入る。しかし著者が述べているように、本書は最終章で「私は誰?」と問いかける人生哲学書に変貌してしまう。それまでの200ページが序の口相撲に見えてしまう、そんな心地よい緊張と重さを漂わせた、妹の手紙がそれである。泥沼のような不況から抜け出すヒントを求めている経営者に、本当に必要なものは、小手先の技術ではなく、この姉妹の持つ大きな勇気ではなかろうか・・・経営者のみならず、すべての迷える人々に読んでいただきたい秀作だ。
総合法令出版
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